こんにちは。長野県東筑摩郡山形村、山形中央整骨院の神農(かんのう)です。
今回は、バレーボールを頑張っている中学1年生の女子選手の症例をご紹介します。
ポジションはリベロ。

レシーブを中心に守備を担当するポジションのため、強いボールを受ける場面も多く、腕や肘に負担がかかることがあります。
来院されたのは、練習中に強いボールをレシーブした際、左肘が強く伸ばされてしまったというケースです。
いわゆる肘の過伸展によって負傷したと考えられる状態でした。
特に気になったのが、肘を伸ばしたときの痛み。
そして、来院されたのはなんと翌日が試合というタイミングでした。
本人にとっても大切な試合で、
「できれば出場したい」
という気持ちが強くありました。
もちろん、ケガをしている状態で無理をして競技を続けることには注意が必要です。
そのため、状態を確認したうえで、試合への参加を希望する本人と相談しながら、今回はできるだけ肘への負担を抑えるためのテーピング固定を行いました。
テーピング後に動きを確認すると、肘を伸ばした際の痛みが軽減。
完全に痛みがなくなったわけではありませんでしたが、
「これなら動かせそう」
という状態まで持っていくことができました。
翌日の試合では、痛みを抱えながらも本人はフル出場。
レベロというポジションだけに、レシーブの際には左腕にも負担がかかります。
それでも試合を最後までやり切りました。
試合が終わった後は、ここからが大切です。
「試合に出られたから、もう大丈夫」
というわけではありません。
試合翌日からは練習量を落としてもらい、肘の状態を確認しながら施術をしっかり行っていきました。
本人は部活動を休むことなく、練習試合などにも参加していましたが、患部への負担を考えながら練習量を調整。
必要に応じてテーピングも使用し、肘を保護しながら競技を続けました。
その後、経過を見ながら施術を続けたところ、約2週間ほどで肘の痛みは消失。
最初にあった「肘を伸ばしたときの痛み」もなくなり、通常の練習にも問題なく参加できるようになりました。
最終的には、テーピングに頼ることなく競技ができる状態まで回復しました。
スポーツをしている学生にとって、
「ケガをしたから、すぐに全部休む」
というのは、簡単なことではありません。
特に大会前や大切な試合を控えている場合、
「できることなら試合に出たい」
と思うのは当然のことだと思います。
ただし、だからといって無理をして競技を続ければよいというわけでもありません。
大切なのは、現在の状態を確認し、その時点でできることと避けるべきことを整理することです。
今回のケースでも、試合前はテーピングによって患部を保護し、試合後は練習量を落として施術をしっかり行うという形で、段階的に復帰していきました。
スポーツによるケガは、同じ「肘の痛み」でも原因や状態によって対応が変わります。
「大会が近いから休めない」
「練習を完全に休むのは難しい」
「痛みがあるけれど、どこまで動いていいのかわからない」
そんなときは、無理をする前に一度ご相談ください。
山形中央整骨院では、スポーツを頑張る学生さんのケガについても、競技やポジション、練習状況などを考慮しながら対応しています。
一日でも早く、そして安心して競技に復帰できるようサポートしていきます。
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